可視光通信とは〜第8章「光ファイバー通信」と「可視光通信」の違い〜

同じ「光」を使う通信でも「光ファイバー通信」と「可視光通信」はどのように違うのでしょうか?

「光ファイバー通信」は、石英グラスを使った極細のファイバー(繊維)で信号を長距離で伝えることができます。しかも1本の光ファイバーの伝送能力は100T(テラ)bpsを越えると言われており、秒速約20万kmの速さで光信号が伝わりますので、ブロードバンド時代のインターネット回線網になくてはならない通信です。これだけ高速かつ長距離で通信できる理由は、光を絞って送っているからです。レーザー光線を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。線が細いからこそ早くそして遠くまで到達します。

一方、「可視光通信」も「光」ですが、照明光は拡散しています。したがって、「光ファイバー通信」と逆の理由のため、「光ファイバー」ほどスピードは出ず、距離も短くなります。極端な言い方をすれば、「可視光通信」から「照明機能」を取ると「光ファイバー通信」とも言えます。

さて、いかがでしたでしょうか?「可視光通信」のことはお分かり頂けたでしょうか?皆さんの中で「あぁ、可視光通信ってそんな難しいものじゃないんだな」と思って頂ければ幸いです。