可視光通信とは〜第7章「可視光通信」のメリットその2〜

[5] 電波を使わないため、人体や精密機器に影響を与えない。
無線LAN、携帯電話、Bluetooth(ブルートゥース)などの電波がペースメーカーや病院、飛行機などの精密機器に影響を与える可能性があるのはよく知られています。電波が誤動作を引き起こすかもしれないからですね。一方、「可視光通信」は照明を使った通信方式です。実は「光」も「電磁波」ではあるんですが、それらに影響は与えません。「可視光通信」はその意味でも「安心・安全」な通信と言えます。

[6] 特定の場所に特定の情報を送信できる。
例えば、美術館などで作品と作品の間が2〜3m離れているとします。無線電波はあらゆる方向に遠くの距離まで飛びますから、作品のガイダンスを実現することはできません。しかし、「可視光通信」なら1つの照明につき1つの情報(ID)を送信できるため、光が重ならなければそれぞれの作品の音声ガイダンスを配信できます。また、受信端末が受けているIDを解析すれば、その受信端末を持ったお客様がどのような経路で進んだか、というような「マーケティング」のツールとしても活用できます。

では、最後に「光ファイバー通信」と「可視光通信」の違いについて考えてみましょう。

>> 第8章「光ファイバー通信」と「可視光通信」の違い