可視光通信とは〜第4章「アナログ通信」と「デジタル通信」の違い〜

さて、この辺りから少しだけ難しい言葉が出てくるかもしれません。分からない言葉に当たったら調べてみてください。そこからまた新しい発見があるかもしれません。

「通信」には大きく分けて「アナログ通信」と「デジタル通信」がありますが、今度は「アナログ通信」と「デジタル通信」の違いについて考えてみましょう。

ごく簡単に言いますと、「アナログ通信」は「情報を何も変換せずにそのまま伝える」というのに対して、「デジタル通信」は「情報を『0』と『1』の組み合わせで伝える」ということになります。例えば、電話。1800年代後半にグラハム・ベルが発明したものですが、これは「音声の波形」をそのまま相手に伝えるということで「アナログ通信」ですね。一方、現在使われている携帯電話やIP電話(インターネット回線を利用した電話)は音声データを圧縮して、パケット(「0」と「1」にしたデータのかたまり)として符号化して送り、相手はその音声データを復号化して受け取ります。

また、「アナログ通信」はノイズの影響を受けやすく、雑音が入ったり混信したりしますが、「デジタル通信」はデータを「0」と「1」の組み合わせで送受信しますから、仮に通信の途中でノイズが出ていたとしても、受信側で元のデータに戻すことができます。

このように、「重いデータ量」と「ノイズの影響を受けやすい」アナログ通信よりも、「軽いデータ量」で「ノイズの影響を受けにくい」デジタル通信のほうが、通信する上では便利なのはお分かり頂けたでしょうか?

では、いよいよ「可視光通信」の詳細について話を進めましょう。

>> 第5章「可視光通信」の基本