データ配信システム概要

データ配信システムについて

中川研究所は、光(可視光/赤外線)無線通信技術を利用した通信機能付きLED照明の研究開発を進めています。

照明光を適切な変調方式で、人の目には感じられない程のスピードで高速に点滅させることにより、照明として使いながらデータ(画像/音声)の空間光伝送を行うことができます。フォトダイオードや太陽電池などのような能動受光素子があれば、携帯端末などのように無線で通信ができます。このようなシステムにより、ユーザーは照明光が届く範囲にどこでも、柔軟な情報サービスを受けられます。
なお、照明で利用される可視光域は人に安全であり、その照明光を高速で点滅させても、人をはじめ動植物にはまったく無害で健康に対する問題はありません。

データ配信システムイメージ図

照明光を使った通信のメリット

(1)「照明光通信」は生活に欠かせない「照明」を通信インフラとして利用する技術であり、既存インフラ(照明、電力線)との併用が可能なため、ユビキタス(遍在)性が高い。
(2)電波を利用する通信方式には電波法により帯域が決められていたり、免許が必要な場合があるが、「照明光通信」は光波放射帯域に周波数の法的規制がないので、広帯域でデータ伝送を可能にする。
(3)人や生命維持に関わる装置に有害な影響を及ぼす電波領域を使っていないので、病院をはじめ、飛行機内宇宙船等での安心・安全に使用可能。
(4)光の届く範囲のみ通信が可能であり、情報の届く範囲を壁やカーテンなどでコントロールできるので、セキュリティの確保が行いやすい