可視光IDシステム

開発内容

可視光通信の特徴の一つとして、位置等の固有情報(ID)の送受信があります。固定されたエリアに照射されるスポット光にデジタル変調信号を載せることで、可視光からIDを送信できます。

可視光ID用の変調方式としては、JEITAの規格としてまとめられた、CP-1221およびCP-1222があります。これらは4.8kbpsのデータ伝送速度を持っており、照明である可視光源の機能を保ったまま情報を送ることができます。開発に関しては、この可視光IDの規格に準拠したものとなっています。

具体的に開発中の試作品としては、写真1に示すようなLED搭載のスポットライトがあります。LED光源の駆動回路に可視光ID用の変調回路を搭載することで、IDの送信を行います。

LED搭載スポットライト
(写真1)

スポット光に載せられた可視光IDは、写真2に示すような受信機によってその情報が取り込まれます。

受信機
(写真2)

復調されたIDは、シリアルインターフェイス(USB)を通り接続されたPCに取り込まれます。

PC等の端末に取り込まれたIDは、端末内の他のソフトウェアとリンクすることによって、色々なアプリケーションを実現できるようになります。


開発の方向性

私たちは、世界で初めて可視光IDシステムを作成、製品化することで可視光IDの普及のお手伝いをしていきます。また、IDを使った具体的なアプリケーションを提案、将来はシステムとしても製品化することを目指します。

〔参考〕可視光IDシステム開発キット(PDF:299KB)